この記事のポイント
- 家計を見える化しないとお金は貯まらない
- 家計簿は100円単位でつければ良い
家計簿はつけるべき?
こんにちは、ハン辻たかし(@han2ji_takashi)です。
家計簿をつけてる人ってどれくらいの割合でいるんでしょうか?
クレディセゾンの調査によると、約3割の人が家計簿をつけているというデータが出ているようです。
個人的にはこの数字を見て、「低っ!」と思ってしまいました。
というか、家計簿をつけてない人は毎月の収支の把握はどうしてるんだろう。。?
ちょっと聞いてみたいです。
特に男女別で見ると、男性は 4 人に 1 人しかつけていないと。
働いてたら仕事で数字を扱う場面てめちゃくちゃあると思うんですが、家計には全然興味無いんかな?
それとも奥さんまかせにしてる人が多いんでしょうか?
「家計簿なんてつける必要ない」という人もいますが、僕はこれには真っ向反対で、「お金を貯めたいなら家計簿は絶対につけるべき」だと思っています。
家計簿をつけるべき理由
だってお金の出入りがちゃんと見えてないと、改善のしようがないですよね。
何に使いすぎているのか、使いすぎているとしたら原因は何なのか。
それは自分で解消できるような原因なのか、それとも人に頼まないと良い解決方法が見つからないのか。
「なんでかわからないけどお金が全然貯まらない」という人は、まずは家計を数字で把握すること、つまり問題が何なのかをはっきりさせることがお金を貯めるための第一歩です。
学生時代、自分がどの教科が得意でどの教科が不得意だったかを言えない人はいないですよね?
あれはテストや通知表で自分の成績が明確に数値化されていたからです。
家計簿もそれと同じです。
自分の弱点がどこにあるのかをまず把握しないといけません。
我が家の家計簿
さて、そんなこんなで我が家、というか僕は大学生の頃から 15 年以上家計簿をつけ続けています。
初めは家計簿ソフトを使っていたのですが、社会人になったあたりから表計算ソフトを使って自分用の家計簿を作るようになりました。
上の図は 2016 年 2 月のものです。
こんな感じで、とりあえず日ごとの支出項目をばーっと記録していきます。
日々のデータさえためれば、あとはグラフにしたり自分の好きなように加工できます。
下の図は各月の大分類ごとの集計とそのグラフです。
こんな感じで集計すると、右下の円グラフを見ればひと目でわかるとおり、住宅費と交際費の割合がかなり高いことがわかります。
なので、この時点で住宅費と交際費に対して何かしら手を打つ必要があるんじゃないか?という仮説ができます。
支出だけじゃなく収入面でも、下のように月に働いた時間と給料から時間単価を出すと、単純にもらった額だけじゃなくて「自分がどれくらいの単価で働いているのか?」がわかるので、また給料が違った見え方になってきます。
いくらもらってる額が多くても、時間あたりの単価(=稼ぐ力)が高くないとバイトとあんまり変わらない時給だったりしますからね。
関連記事:平均年収○○○万円の意味のなさ
あとは前年の家計簿と比べてみたり。
こうすると去年と比べて何が上がったのか下がったのかがわかりやすいのでおもしろいです。
まずはざっくりとつけるところから
何もこれと同じことをやれと言ってるわけではなくて、上の図はあくまで参考です。
まずは100円単位でいいので、支出を記録するところから始めましょう。
例えば
2019/02/01 食費 700円
ぐらいでいいです。1 円単位まで正確につけられるのであればもちろんそれが一番いいのですが、あまりきっちりつけようとしすぎると途中で面倒くさくなります。
なので、いちいちレシートを見ないでいいぐらいのレベル(なんとなく憶えてる金額、ぐらいのレベル)で記録するのが良いです。
最初の頃は月に数百円、数千円は誤差の範囲と割り切りましょう。
そして、手書きで家計簿をつけるのは NG です。
手書きでつけるとまず集計するのが面倒ですし、先ほどの図のように他の月や前の年と比べようとするともっと面倒になります。
Excel 等の表計算ソフトを使えるスキルがある人は自分用にカスタマイズできるのでそれを使うと良いですが、最近ではマネーフォワードやzaimなどの便利な家計簿アプリがありますので、それを使うようにしましょう。
まとめ
結局お金が貯まらないのは何をどうしたらいいかがわからないからなんですよね。
支出を減らすべきなのか、あるいは収入を増やすべきなのか。
まずは数字にして問題を把握しなければ何もできません。
逆に言うと、問題さえ把握すればそれに対してどのような対策を取ればいいのかが見えてきます。
お悩みの方は @han2ji_takashi まで DM どうぞ!
コメント