【コロナ対策10万円定額給付金】オンライン申請をしてみたのでそのやり方・手順を解説します

お金

この記事のポイント

  • 定額給付金のオンライン申請方法を解説
  • 「マイナンバーカード」「ICカードリーダー(or NFC対応スマートフォン」「給付金振込先口座の通帳orキャッシュカード」が必要
  • 入力項目が多いので、できれば PC で申請するのがオススメ
  • スムーズに行けば所要時間は 10 ~ 15 分程度

はじめに

いやはや何だか日本全体が、いや世界全体が大変なことになってますね。。。

コロナウイルスの社会への影響はいつまで続くのでしょうか?

今現在も日々政府や地方自治体による対策がなされていますが、仮にこれがあと数ヶ月で終息したとて、ワクチンが無い状態ではまたぶり返していつまで経っても終わらないんじゃなかろうか?と個人的には非常に心配しています。。

さてさて、経済全体が停滞してしまっているこの情勢で、日々の生活もままならなくなる人もたくさんおられます。
その対策の一環として行われたこの「定額給付金」制度。
みなさんご存知の通り 2020 年 4 月末に補正予算が成立し、全国民へ一律 10 万円を配ることに決定しました。

で、「配る」といっても手を挙げなければ(自分から申請しなければ)配られないという、なんだか腑に落ちない所もあります。
が、まぁそれは横に置いておいて、申請方法には「郵送による申請」「オンライン申請」の 2 種類があります。

この内、この記事では「オンライン申請」のやり方について紹介していきます。

準備するもの

  • パソコン(or スマートフォンやタブレットなどインターネットに接続できるデバイス)
  • マイナンバーカード
  • ICカードリーダー(or NFC対応のスマートフォン)
  • 給付金の振込先口座の確認書類画像(申請者名義の通帳・キャッシュカードなど、口座番号や氏名がわかるもの)

4 つ全てがそろっていることが条件です。

特に、マイナンバーカードは取得するまでに時間がかかる(3 ~ 4 週間)ので、持っていない方はマイナンバーカードを作るより、郵送で申請するほうが早いかもしれません。

また、この記事のはじめにも書きましたが、給付金申請のための入力項目が結構多いので、パソコンで操作したほうが良さげな感じです。
もちろん、スマホの方が操作に慣れているという方はスマホでも良いです。

ICカードリーダーは、Amazon とかで探せばすぐ出てきます。
マイナンバーカードが読めるかどうかは、たいてい「マイナンバーカード対応」とか書いてあるのですぐわかると思います。
僕が使ってるのはこいつ↓

なんですが、申請のためだけに買うのはちょっと抵抗がある金額ですよね。。
確定申告(e-Tax)とかにも使えるんですが、使い道がほんとに今回だけ、という人は郵送申請の方が良いでしょう(コスパ見合わないので)。

最後の振込先口座の確認書類ですが、上記の通り通帳やキャッシュカードをケータイとかであらかじめ撮影しておきます。
(口座番号、氏名がわかる部分を撮影。)
ここで撮影した画像は申請途中でアップロードすることになります。
ちなみに、インターネットバンキングを使っていて通帳やキャッシュカードが無い、という場合は、インターネットバンキングの画面上で
口座番号、氏名がわかる部分のスクリーンショットを撮っておけば OK みたいです。)

マイナポータルのサイトを開く

さてさて、では具体的な手順に入っていきます。

まずインターネットブラウザ(Google Chrome, Firefox, Microsoft Edge など)で、マイナポータルのサイトを開きます。

めっちゃでかでかと定額給付金の申請見出しが出ているので、その中の「申請はこちら」をクリックします。
クリックすると、ぴったりサービスのトップ画面が表示されます。

動作環境チェックをする

ぴったりサービスのトップ画面に表示されている「動作環境チェックはこちら」というリンクから、申請できるかどうかをチェックしておきましょう。
リンクをクリックすると下記のような画面が表示されます。

使っているパソコン・スマートフォンの OS やバージョン、ブラウザのバージョンチェックが自動で行われます。
STEP1, STEP2 で NG になった場合、それぞれ最新のものを使用(バージョンアップ、インストール)して再度試す必要があります。
僕の場合は STEP3 の「マイナポータルAP」というアドオン(ブラウザの拡張機能)が入ってなかったので、ここでインストールしておきました。

住んでいる(住民票のある)地域を入力し、申請を開始する

先ほどの、ぴったりサービスのトップ画面で下にスクロールしていくと、住んでいる地域の入力欄が出てきます。

ここに、①自分の住んでいる地域(住民票のある地域)を入力し、②で “特別定額給付金” というチェックボックスにチェックをつけます。
そうすると、「この条件でさがす」というボタンが表示されますので、クリックして次の画面へ行きます。

上記のような申請確認画面が表示されるので、”特別定額給付金” にチェックをつけた後、「申請する」ボタンをクリックして次へ行きます。

さらに割としつこめに次のような確認画面が出てくるので、これもさらっと次へいきます。

最初にチェックした動作環境についての確認画面が表示されます。
STEP4 の欄に表示されている全てのチェックボックスにチェックをつけ、「次へすすむ」ボタンをクリックします。

連絡先を入力する

さて、ようやく前準備が終わりました。
やっとここから本格的な申請に移ります。
まずは自分の連絡先を入力します。

間違いのないように注意して、メールアドレスと電話番号を入力しましょう。

「次へすすむ」ボタンを押すと次の申請者情報入力画面に移りますが、この時点で、入力したメールアドレス宛に確認のメールが送られてきます。
念のため、送られてきたかどうか確認しておきましょう。
もし送られてきていない場合はアドレスを間違えているか、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまってるか、あるいは指定ドメインからしかメールを受け付けない設定になってるかもなので、見直して再度このステップを試します。

申請者情報を入力する

申請者(自分)のもろもろの情報を入力していきます。

「マイナンバーカードを読み取り」ボタンからだと簡単に入力できるので、オススメです。
入力後、「次へすすむ」ボタンを押します。

申請情報を入力する

次に、申請情報を入力します。
先ほどは申請者情報(申請している人についての情報)でしたが、ここでは「お金をもら人は誰?」の情報を入力します。

世帯主の欄までは「申請者情報入力」画面で入力した内容が自動で表示されます。
申請者と世帯主が同じであれば変更する必要はありませんが、もし違うのであれば手入力で修正しましょう。

ここ以降は、お金がもらえる人の名前を入力していきます。
10 人分まで名前を入力することができますが、11 人以上になる場合は別途追加で申請する必要があるようです。

うちの場合は
給付対象者 1=自分の名前
給付対象者 2=奥さんの名前
給付対象者 3=息子くんの名前
を入力しました。

給付対象者欄の下に、”給付金額合計” という欄があります。
この項目の説明書きには「自動計算されますので、入力しないでください。」と書かれています。
この説明を見て、給付対象者の名前を入れたらすぐに合計額が表示されるものだと思っていたのですが、自動で表示されるのは次の画面(確認画面)でした。

なので、ここでは “給付金額合計” が空欄のままになっていても問題ありません。

続いて、給付金を振り込んで欲しい口座の情報を入力します。
ゆうちょ銀行の場合とそれ以外の場合で入力欄がわかれているので、ご注意ください。

全ての情報を入力したら、「次へすすむ」ボタンをクリックします。

入力した申請情報を確認する

申請情報入力画面で入力した内容が表示されます。
項目数が多くて若干面倒くさいですが、ここで間違った情報があるとあとあとよけいに面倒なことになりかねないので、間違っていないか十分に確認しましょう。

問題なければ、「次へすすむ」ボタンをクリックします。

振込先口座情報の画像アップロード

振込先口座の口座番号、氏名がわかる通帳やキャッシュカードの撮影画像をアップロードします。
インターネットバンキングを使っていて通帳やキャッシュカードが無い場合は、インターネットバンキングログイン後の画面で口座番号、氏名がわかる部分のスクリーンショットをアップロードします。

アップロード可能なファイル形式があらかじめ決められていますが、メジャーどころは一通りおさえられていますので、特に気にすることはないかと。

「ファイルを選択」ボタンでファイルを選ぶか、画像をドラッグアンドドロップしてアップロードします。

ファイルを選び終わったら、「次へすすむ」ボタンをクリックします。

アップロード画像を確認する

おなじみの確認画面です。
先ほどアップロードしたファイルのファイル名をクリックすると画像が表示されますので、念のため間違ったファイルをアップしていないか確認しておきましょう。

また、この画面には “確認・同意事項” が表示されます。
特段注意するべきようなことは書いておらず、ごく当たり前の内容ばかりなのでさらっと確認して「以上を確認・同意し、次へ」ボタンをクリックします。

電子署名を付与する

電子署名(申請してるのが本人で間違いないよー、というサイン)を付与する画面が表示されます。

PC を使ってる場合は IC カードリーダーを PC に接続した上で、「電子署名を付与する」ボタンをクリックします。
スマートフォンで申請している場合は、スマホの NFC 機能を有効にした上でマイナンバーカードをかざし、「電子署名を付与する」ボタンをクリックします。

マイナンバーカードの署名用パスワード入力画面が表示されるので、パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。

最終確認・申請情報送信

ようやく最後のステップまでたどり着きました。
あとはここまでで入力した情報と電子署名を送信するかどうかだけです。

「送信する」ボタンをクリックすると後戻りはできませんので、ここまでの入力内容に疑問がある場合は「戻る」ボタンで前の画面に戻って確認しておきましょう。

控えを自分のアドレスに送るかどうかのチェックを確認し、「送信する」ボタンをクリックして申請完了です。
申請完了画面が表示されます。

まとめ

今回、オンラインで申請してみましたが、特に難しいところはなかったなぁという印象です。
だいたいこういう政府系の申請ってややこしいイメージがあるんですけどね。

オンラインだと郵送よりお金が振り込まれるのが早いようですし、郵送の場合は手書きするのも結構たいへんなのかなとも思ったりするので、
マイナンバーカードやICカードリーダーなど、オンライン申請に必要なものが揃っている方はぜひやってみてはいかがでしょうか!

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