【退職金公開】10年勤めた会社を辞めて1ヶ月経ったら退職金明細が届いたので公開します

お金

この記事のポイント

  • 退職金明細を公開します
  • すぐに使える退職金の額としてはせいぜい 1 ~ 2 ヶ月暮らしていける程度

辞めてから1ヶ月経ってようやく届いた退職金

こんにちは、ハン辻たかし(@han2ji_takashi)です。

僕は去年(2018年)いっぱいでサラリーマンを辞め、今年(2019年)からフリーランスのエンジニア&FPとして活動しています。

正確に言うと、今年の 1 月は有給消化月にしていたので、正式な退職日は 2019 年の 1 月 31 日
2008 年の 12 月入社なので、まる 10 年勤めたことになります。

その前に勤めていた会社には 2 年半ほど在籍していたのですが、在籍期間が短すぎて退職金はもらえませんでした。
(辞めた理由についてはお金と時間を考えるブログ、はじめます。で書いてますので良ければ見てやってください。)

なので、今回が人生で初めてもらう「退職金」だったわけですが、いつ届くのかはっきりわかんなかったんですよね。
まだフリーランスになって間もなく、実入りが少ないのでやきもきしていたのですが、辞めてから 1 ヶ月経って退職金の明細がようやく届いたので公開します。

退職金明細公開します

こちらです。

退職金明細

確定拠出年金と年金基金はとりあえず置いておくとして、退職一時金は 364,600 円でした。

いやぁ予想はしてた、というか社内規定で退職金の額は計算できたんで覚悟はしてたんですが。。。
やっぱりそれぐらいの額でした。

「10 年も勤めたし、もしかしたらなんか上乗せされてるかも!」とか、「いや、自分の計算方法が間違ってるだけで、もっともらえるかも!」とか思いましたが、自分の計算はめちゃくちゃ正確でした

いやー。10 年も勤めたのにね。セチガライ。
やっぱり「退職金」って聞くと何百万、とか何千万、みたいな勝手なイメージがあるじゃないですか?
それとの落差がね。まぁ定年まで勤め上げたわけじゃないんで当たり前ですけど。

あ、参考までに勤めていた会社の基本情報を載せておきますね。
このぐらいの会社で、このぐらい働いて、この額、というひとつの参考にしていただければ。

  • 設立から 50 年以上の会社
  • 資本金 10 億以上
  • 非上場(親会社は東証一部上場)
  • 情報サービス業
  • 社員数 2,000 人以上
  • 売上高 300 億円以上

いわゆる「大企業」に分類される会社ですが、なんともはや。

この退職金でもって来月乗り切ります。。。

退職金に税金はかかる?

かかります。

かかりますが、次の計算式で出した額が 0 以下なら税金はかかりません。

退職所得の金額=(退職金の額 – 退職所得控除額) の 2 分の 1

で、上の式の中の「退職所得控除額」って何やねんって話なのですが、要は税金の対象から免除される額のことです。

退職所得控除額は以下の通りです。

勤続 20 年以下40 万円 × 勤続年数(最低 80 万円)
勤続 20 年超800 万円 + 70 万円 × (勤続年数 – 20 年)

僕の場合は勤続年数が 10 年 2 ヶ月でした。「2 ヶ月」の部分は切り上げて 1 年とするので、この計算では勤続年数 11 年ということになります。

これを上の表示に当てはめて計算すると、勤続年数 20 年以下なので
40 万円 × 11 年 = 440 万円
が僕の退職所得控除額ということになります。

この額は笑ってしまうぐらい僕の退職金を超えているので、(税の計算上)僕の退職金はゼロ、つまり税金は一切かからないということになります。

残りの退職金をどうするか?

さて、一時金の 36 万円は来月の生活費にあてるとして、残った確定拠出年金と年金基金を今後どうするかですね。

確定拠出年金は間違いなく個人型確定拠出年金に移します。というかやっぱりもっとはやくから個人型確定拠出年金もやっとくべきやったなー。。。
今度このあたりもブログに書きます。

年金基金の扱いが悩みどころですが、近いうちに基金側から詳しい資料が送られてくるみたいなので、どうするか決めたらこちらもまたブログに書きます。

ということで、退職金の報告でした!

この記事を書いた人

大卒後、IT屋として14年。
得意言語は Java, C#。
新卒入社した会社で社会保険料を抜かれ続けていることも知らず、自分の無知さに呆れ2級FP技能士の資格を取得。
生き抜くためのお金と時間の使い方を発信していきます。
子育て中なので特に子育て世代に役立つ話題を中心に。
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