この記事のポイント
- 我が家の結婚式の見積もり明細を公開します
- 節約の基本は「自作すること」
320万円から始まった見積もり
こんにちは、ハン辻たかし(@han2ji_takashi)です。
「我が家の結婚式場の決め方前編・後編」の通り、我が家は式を挙げる約1年前に結婚式場を決めました。
結局うちの場合は4件目に見学に行った式場に決めたわけですが、式場見学の時に出された見積もりは以下の条件で出してもらったものです。
- 式場・披露宴会場の場所は兵庫県の神戸市中央区
- 招待者数(自分たち含む)は70人
- 希望日は約 1 年後の 9 月の祝日(敬老の日/仏滅/一粒万倍日+天赦日)
- 披露宴会場はランクでいうと真ん中ぐらいのクラス
- 披露宴の料理コースはランクでいうと真ん中ぐらいのクラス
で、最初に出された見積もりはこちら。
ちょいと粗い画像でごめんなさい。。。
(あとで出てくる最終見積もりはキレイなの出します。)
見にくいですが、明細については項目が多くて1つ1つは触れられないので、画像を拡大してもらえればよいかと。
とにかく、一番初めに出された見積もり費用は 3,204,784 円でした。
70人規模の結婚式・披露宴としては高すぎることもなく、安すぎることもない金額だと思います。
最終的にいくらになった?
もったいぶらずにとっとと出します。
最終的な見積もり明細は以下の通りです。
金額は 3,860, 464 円になりました(初回見積もり時より約 60 万円↑)
画像上部の「お見積り総額(約376万円)」に目がいきますが、初回見積もりで契約した時に前金 10 万円を支払っているので、トータルは 386 万円です。
何が上がったのか?気をつけるべき所は?
さて、初回見積もりより約 60 万円上乗せされたわけですが、どの項目の費用が上がったのかを見ていきましょう。
ざっと下のような感じです。
項目 | 上がった額(概算) | 理由 |
---|---|---|
料理・ドリンク | 11 万円 | 初回見積もり時より人数が増えた |
写真 | 5 万円 | ランクを上げた(初回見積もりが最低ランクだった) |
映像 | 22 万円 | 初回見積もりに式・披露宴の撮影費用が含まれていなかった |
装花 | 3.5 万円 | メインテーブルの装花のランクを上げた(奥さんのこだわり) |
演出 | 0.3 万円 | 初回見積もり時より人数が増えた |
ギフト | 10 万円 | 初回見積もり時より人数が増えた/ランクを上げた(初回見積もりが最低ランクだった) |
サービス料 | 1 万円 | ??? |
消費税 | 5 万円 | 値上がり分に対する消費税の増額 |
人数が増えたことによる費用の増額はいたしかたなしだと思います。
ここは削ろうと思っても削れるところではないですからね。
問題は、撮影・映像関連の費用と、初回見積もり時の各項目のランクです。
撮影・映像関連の費用
上記の上がった額を見ても映像費用が頭ひとつ抜けており、初回見積もりより 22 万円も上がっています。
しかもこれ、
- オープニングムービー
- 新郎新婦プロフィールムービー
- エンドロール
の3本は、自分で作ってるので見積もりには含まれません。
仮に上の3本も発注していたとすると、さらに 50 万円ぐらいは上がってくるんじゃないでしょうか。
おそろしすぎ。。。
22 万円のサービス内容としては、結婚式当日の様子をプロのカメラマンが撮影&映像化するというものでした。
僕はてっきり、結婚式当日の様子は当然撮影してくれるもの(初回見積もりに含まれているもの)と思っていたので、ここが一番痛かったです。
こういった思い込みも怖いところなので、当たり前だと思うことも式場見学の時(初回見積もりの時)に確認しておきましょう。
初回見積もり時の各項目のランク
料理のコースや装花の内容など、各項目がどの程度のランク・クオリティのものなのかは念のために初回見積もり時点で確認しておきましょう。
例えば料理のコース内容は何品あって、前菜~デザートまでどのようなものが出されるのか(具体的に)、装花はメインテーブル(高砂)に置かれるのがどんなもので、各テーブルにはどんな花が何本置かれるのか、細かいかもしれませんがその辺りまで聞いておくと安心です。
あんまり悪いウエディングプランナーさんはいないと思いますが、当然初回見積もりの費用が低ければ低いほどこちらはお得感を感じ、契約へのハードルが下がります。
ところが、初回見積もりに記載されたサービスのクオリティが自分たちがイメージしているものとかけ離れていると、あとあとどんどん費用が高くなっていきます。
初回見積もりの時点から、自分たちのイメージと見積もりの内容をすり合わせるようにしたほうが良いです。
下がった所、節約した所は?
やられっぱなしではいけないので、がんばって初回見積もりから下げた項目です。
項目 | 下がった額(概算) | 理由 |
---|---|---|
挙式 | 1 万円 | フラワーシャワーの一部を自作した |
衣装・ヘアメイク | 6 万円 | 衣装のランクを落とした |
印刷物 | 4 万円 | 招待状以外の印刷物(記帳表、メニューブック、プロフィール表)を自作した |
上がった額に比べると微々たるものですけどね。。。
費用を下げようと思うと、自分たちでできるところはする、というスタンスが基本になります。
最近だとウェルカムボードや招待状をDIY できる本なんかもありますし。
下の画像は僕たちが自作したプロフィールブックの 1 ページですが、これ Excel で作りました。
「Greeting」っていう文字が特殊ですが、このフォントはグラフィティ&フォント素材集 NEW YORK DESIGN BOOKという本にフォントが入ってる CD-ROM がついていて、それを使いました。
Excel でデザインして PDF 化して、ラクスルに印刷を発注してプロフィールブックできあがり!
てな感じです。
オープニングムービーやエンドロールなどの映像は結構大変ですが、Power Director (僕はこれ使ってました)などの市販のソフトを使えば専門的な知識がなくても作れます。
とは言うものの、どうしても時間がなくて作れないという人は、とりあえず映像の素材だけ撮影して、あとはココナラやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで動画編集してくれる人に頼むのも良いかもしれません。
お値段的に言うと結婚式の費用に含めるよりは間違いなく安くできるはずです。
まとめ
もちろん費用はおさえられるだけおさえるのがベストですが、お金をかけるところとかけないところにメリハリをつけるのが良いんじゃないかな~と思ってます。
例えばドレスはちょっと値が張ってもいいから自分が一番良い!と思ったものを着たい!
とか、
来てくれる人に楽しんでもらいたいから、料理とギフトを豪華にしたい!
とか。
全部にお金をかけれるならそうしたいところですが、そうもいかないですからねー。
打ち合わせもいっぱいあったりで何かと当日まで大変ですが、それも想い出!
ということで楽しみながら結婚式までの準備を進めてください~
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